Hippo CMSはJavaベースのオープンソース・エンタープライズWebCMSです。

Content RepositoryとしてJSR170準拠の Apache Jackrabbitを利用、 さらにはJAX-RS (Java API for RESTful Web Services) に則ったRest APIも備えており、 様々なチャネルへの柔軟で堅牢なコンテンツ配信が可能です。

それだけでも由緒正しげなんですが、さらに、Hippo CMSはデジタルマーケテイング機能も備えています。

HippoCMS in just under 3 minutes」という動画(英語)に Hippo CMSのデジタルマーケテイング機能の代表格でもあるセグメンテーション/パーソナライゼーション機能がわかりやすく説明されているので、 この動画をベースにそんなイマドキのCMS機能を紹介したいと思います。

セグメンテーション/パーソナライゼーション機能

セグメンテーション/パーソナライゼーション機能 Hippo CMSでは「いつ?どこから?どんな状態の時に?」といった条件でコンテンツの表示を出し分けすることができます。 例えば、上記の画像は

「月曜日にオランダからアクセスしている人であればこのバナーセットを出す」

という条件となっています。

下記画像はそのセグメンテーションを設定する画面です。 セグメンテーション/パーソナライゼーション機能の設定 この画面から見える項目では、

  • どの市からアクセスしたか? 【comes from (city) 】
  • どの国からアクセスしたかか? 【comes from (country) 】
  • どのページを見たか? 【has visited (web page) 】
  • 新規訪問者かリピーターか? 【is a (returning or new visitor) 】
  • 天気は? 【is experiencing weather (weather type) 】
  • どのログインユーザーグループか? 【is logged in as (group) 】
  • どのURLから訪問したか? 【is referred from (url) 】

といった属性を元に表示の制御ができるということがわかります。

さらにHippo CMSの素晴らしいのはこれらの条件に合わせてページのプレビューができるところでしょう。 極端な話、CMSがない素のページでも適当なAPIとJS等でゴリゴリかけばセグメンテーションの条件を手動で設定できるかもしれません。 しかし、そこで設定した条件で画面のプレビューができなければ適切なコンテンツ配信は難しいといえるでしょう。

Hippo CMSでは下記のように「自分」の属性を変化させてページをプレビューすることができます。 セグメンテーション/パーソナライゼーション機能・プレビュー

様々な属性条件を設定し、適切にコンテンツが表示されるかを確認プレビューするという一連の操作ができるため、 Hippo CMSでいろいろな更新をするのが楽しくなるかもしれません。

もちろん自分の楽しみのためにウェブサイト運営をするわけではないですが、 「だれでもいつでもおんなじ〜〜画面(お知らせ以外)」なWebよりも設計のしがいがありそうですよね。

実はこういうセグメンテーション/パーソナライゼーション機能はエンプラCMSやJavaなオープンソースCMSでは珍しくない機能となりつつあります。

もしかすると、こういう設計を求められる案件が来るかもしれないので、 たまに頭の体操がてらセグメンテーション/パーソナライゼーションのエア設計をしてみるのもいいかもしれません。